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鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

怒られた会社に訪問する

私が銀行で働いていて融資先を訪問したとき、訪問先の会社の社長に怒られたことが何度もありました。怒られる原因は、私に原因があるときもあれば、私に原因がなくて単に社長の気分が悪かったときもあります。しかし、怒られたからといって、立場上「もう訪問したくない」ということはできなかったので、翌日も訪問をしました。ところが、原因が何であれ怒った側も大抵は気にしていたようで、よほどのことがない限り、もとのように取引を続けてもらうことが出来ました。むしろ、怒られても会社に来る銀行職員の方が可愛がられたりしました。

おかげで、私もいろんな経営者と抵抗なく話ができるようになったし、初対面の人でもものおじしないですむようになりました。それと同時に、私も「社長を怒らせないようにしなければ」と、訪問先の社長については注意して観察するようになり、いろいろな機微を感じ取れるようにもなりました。世の中には私よりももっとすごい経験を積んだ営業マンがたくさんいると思いますが、いまとなっては、若いときの経験が役に立ったと感じています。

ところで、銀行職員に対して怒る経営者の中には、どうしても関係が修復しない人も少数ながらいました。そういう人は、性格的に嫌いな人とは付き合わないという人もいれば、銀行との取引を有利にしたいという意図からあえて銀行に強い態度を続ける人もいました。ただ、こういう経営者の方は、銀行だけでなく、従業員の方、販売先の方、仕入先の方ともうまく取引できない、端的に言えば、器が小さいと判断されてしまいます。私にもたくさんの欠点がありますが、他山の石とすべきことだと考えています。

 

  

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