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鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

習慣が信用を高める

私が銀行で働いているときのことですが、
めったにはないものの、
顧客から罠をかけられそうになった
ということを何度か経験をしています。

具体的には、「2,000万円の融資を
申し込んだのに、なぜ、1,000万円
しか申し込んでいないことになって
いるのだ?」といったことや、
普通預金に入金するようにと、
20万円を渡したのに、10万円しか
入金されていない」といったことを、
依頼を受けてから数日後に、
支店の上司に直接電話で告げられる
ということがありました。

このようなことをするのは、
正攻法では融資を受けられそうにない
会社が、銀行の弱みを作って、
融資交渉を有利に進めようとする意図に
よるものです。

ただし、
このような罠にかからないように
することは、少したいへんです。
融資の申し込みも、現金の受け渡しも、
2人だけのところで行われていれば、
言った言わないの論争になってしまう
からです。

だから、最終的には、顧客と私の
どちらの言っていることが信用できるか、
ということに行きついてしまいます。
そこで、私の場合は、
普段の素行について注意を払いました。

具体的には、
融資の申し込みを受けた時は、
詳細は後で報告するという前提で、
その日のうちに、上司に対して、
メモで、融資申込の内容を伝えておく。
預金の依頼を受けた場合は、
翌日か翌々日までに通帳を返却する、
ということを心がけていました。

(現金を預かる場合は、通常は、
領収書を発行しますが、
言いがかりを付ける人は、
「領収書は受け取っていないが、
確かに現金を預けた」と
主張してくるので、
領収書の控えが
絶対的な証拠にはなりません。)

もちろん、
このようなことまでしなくても、
私の上司は私を疑うことはしませんが、
言いがかりをつけてくる顧客に対して、
反論の客観的な根拠を示すことが
できるようになります。

ここまで書いて、
「そんなことをするのは、
商売をしている上ではあたりまえだ」
と感じる人も多いと思います。

しかしながら、
起業しようとする方のお手伝いをしたり、
融資の申請のお手伝いをしたりする
方たちの中には、残念ながら、
約束を簡単に破る人たちが少なくないと
感じています。

もちろん、
すべてが完璧な人はいないし、
短いお付き合いの中で、
お手伝いする相手の方を
評価をすることは早計ですが、
これから銀行に対して融資をして欲しい、
すなわち、自分を信用して欲しいと
依頼しようとしている方としては、
銀行から信用できる相手と
感じてもらうためには、
少し疑問を感じるという人も
少なくありません。

銀行から協力を得るということは、
事業を発展させるためには欠かせません。

そういったときのために、
普段から信用を得るようにする行動を
習慣にしておくことが大切でしょう。

 

 

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