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鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

ダム式経営

稲盛和夫さんが書いた本によれば、
かつて、稲盛さんは、
松下幸之助さんの講演を
聴きにいったそうです。

その講演では、
松下さんがダム式経営について
お話しされていたそうです。

ダム式経営とは、
いざという時に備えて
資金や人材を蓄えておく
というものです。

これについて、参加者から、
「どうすれば蓄えができるのですか」
と質問があったそうです。

これに対して、松下さんは、
「どうすれば蓄えができるかは
自分もわからないが、
まず、蓄えをしようと
強く思うことが大切だ」
と答えたそうです。

この答えに対して、
質問者はがっかりした
様子だったものの、
稲盛さんは、
「まず、
蓄えようという強い意思を持ち、
それから、
それを実践することが大切だ」
と大きな衝撃を感じたそうです。

これは想像ですが、稲盛さんは
「思念が業をつくる」
(「思考は現実化する」)
と説かれておられますが、
この松下さんのお話しが
きっかけになったのかもしれません。

このことは、多くの方に
ご理解いただけることでしょう。

とはいえ、
私にご相談に来る人の中には、
「そんな面倒なことを
しなければならないのであれば、
最初から相談には来ない」
ということをお話しされる人が
少なからずおられます。

事業は効率的なことに
越したことはありませんが、
耳で聞いただけで
すぐに実行できることに対して
お金を払ってくれる顧客は
いるのでしょうか?

また、一時的にうまくいっても、
すぐに他社にまねされてしまい、
競争力はなくなって
しまうでしょう。

現在は、規制緩和が進み、
開業することは
簡単にできるようになりましたが、
だからこそ、
成功する確率は低くなっています。

なにが成功するか失敗するかを
きちんと見極めることが
ますます大切になってきています。

 

 

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