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鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

CSR的な考え方

先日、イエローハット創業者の鍵山

秀三郎さんのメールマガジンに、

次のようなことが書いてありました。

 

「『この町の子供たちは、この町の

大人たちを見て育つ』という言葉が

あります。


もし、自分のまわりに素行のよくない

子供たちがいたら、それはその子供や

その子供の親だけの責任ではありません。


社会全体の問題です。


子供の非を、見て見ぬふりをせず、

自分たちの問題としてとらえて、

大人が見本、手本を示すべきだと

思います。


大人が変わらなければ、子供は変わり

ません」


これもごもっともな教訓だと思います。


そして、私は、この考え方は、会社の

経営にもあてはまると思いました。


企業の社会的責任、すなわち、

CSRです。


だからといって、ここで、CSR

大切さを述べようとしているわけでは

ありません。


中小企業では、恐らく、CSRを意識

している会社は少ないと思います。


目の前の課題をこなすだけで、手が

いっぱいということも理解できます。


だからといって、まったく関心を

持たないというのも悲しいことだと

私は感じています。


例えば、新卒の社員を雇いたいという

ことを考えている会社は多いと思います。


その一方で、マタニティ・ハラスメントが

問題になっている会社もあるようです。


もちろん、多くの会社では、社員や、

その配偶者の方が出産するときは、

きちんと配慮していると思いますが、

やはり、出産すると退社しなければ

ならないと感じている社員の方は

多いようです。


よいか悪いかは別として、自社は

新卒社員を雇いたいが、自社の社員が

出産するときは退社させるという

ことは、矛盾しているしょう。


もし、社会に、出産に対して好意的で

ない会社ばかりになってしまえば、

出生率がさがり、新卒社員を雇う

ことがますます難しくなります。


確かに、マタニティ・ハラスメントが

起きていたとしても、そのような状態に

直ちにはならないとは思いますが、

自分さえよければという前提で事業を

続けているということは悲しいことと

私は感じました。


今回、私が批判したような会社は、

現実には少数だと思いますが、

CSRなどと大袈裟なことでは

なくても、我田引水的な事業経営は

避け、社会全体の循環を配慮する

だけでも、社会や景気は良い方向に

向かっていくものと私は考えています。

 

 

 

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