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鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

経理事務を分散する

このことを指摘する人は少ないと思うの

ですが、事業が大きくなるかどうかの

壁のひとつは、経理事務を分散しているか

どうかということです。


なぜ、経理事務を分散しなければ事業は

大きくならないのかというと、直接的な

連関はありませんが、そのひとつは、

分散しなければ効率的ではないという

ことです。


では、なぜ効率的ではないかというと、

発注業務は、事業の現場で行うことが

多いでしょう。


発注をするのであれば、それと同時に、

勘定の記帳も行う方が効率的です。


また、販売についても、販売担当者が

販売データを作っているわけですから、

やはり、それと同時に勘定の記帳を

行う方が効率てきです。


そして、もうひとつの理由は、事業に

携わる現場で勘定記帳を行うように

なると、会計に関する知識が増えたり、

関心が高まったりする効果が期待

できます。


むしろ、事業が拡大したときは、

現場に権限委譲する必要があり、

会計の知識があるということは

その前提となるでしょう。


そして、今回の内容のようなことを

書いた背景には、次のようなことが

あります。


ひとつは、経理部が聖域化している

ということです。


経理部といえども、効率化を目指さ

なければなりませんが、いわゆる

ルーチン業務にしがみついて、

効率化を拒むような会社は、

組織の育成に問題があるでしょう。


もうひとつは、会計の知識を従業員

全員に身に付けさせる余力がないと

いうことです。


今回は、会計に焦点をあてていますが、

事業拡大にともない、自律的に仕事が

できるようになるためには、会計を

初めとした幅広い知識と能力を、

従業員の方たちに身に付けてもらわな

ければなりません。


むしろ、会計は初歩的な知識であり、

それを身に付けさせることができな

ければ、事業の規模は自ずと限界が

あるでしょう。


長期的に事業を拡大したいと考えて

いる経営者の方は、それにともなう

組織の能力も高めることが必要です。

 

 

 

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