鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

結果に後悔しないためには

起業した後、事業がうまくいかなかった方

の中で、「こんなはずではなかった」とい

うことを口にする人に、会うことがありま

す。


確かに、現在の日本の経営環境は不透明な

部分が多いので、先行きを見通すことは難

しいと思いますが、仮に、事業がうまくい

かなかったとしても、「こんなはずではな

かった」と、感じないですむ場合もありま

す。


それは、業績が芳しくない状況であって

も、きちんと事業計画を作り込んでいたと

きです。


事業がうまくいかない原因は、大きくわけ

て2つあり、ひとつは、そもそも難しいこ

とをしようとしていた場合と、遂行の見込

みが高そうであったけれども活動が不十分

であった場合です。


(もちろん、両方という場合も、わずかで

すがあると思います)


事業計画を作成すると、前者の、難しそう

なことをしようとしているかどうかという

ことを判別できるので、その時点で、その

事業を始めることを回避したり、事業を遂

行の可能性があるものに修正することがで

きます。


後者の場合、事業計画と実際の活動の乖離

がわかるので、問題となる部分を修正して

再度挑もうという気持ちになることができ

ます。


そして、ここまで書いてきたことは、多く

の方に、直感的にご理解していただけると

思いますが、実践で証明している方がいま

す。


それは、日報コンサルタントの方たちで

す。


(ご参考→ https://goo.gl/ik5dXC


日報コンサルティングでは、まず、目標を

決め、それを達成するための活動を毎日継

続するために、日報で計画と実績を確認し

ていきます。


このことだけで、多くの会社が事業を改善

させています。


この、日報コンサルティングはひとつの事

例ですが、冒頭の「こんなはずではなかっ

た」と感じることを防ぐ方法はあるという

ことが、今回の記事の結論です。


ちょっと厳しい言い方になりますが、中小

企業の中で、短期事業計画書、中長期事業

計画書を作っている会社はどれくらいある

でしょうか?


私は、事業計画書を作っていない会社の経

営者の方が、やれることを残しておきなが

ら、「最近の事業環境は厳しい」と不満を

持っていることが不思議でなりません。

 

 

 

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