鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

経営者は常に善い行いをしている

先日、九州大学大学院教授の岩崎勇さんが

ポッドキャスト因果律についてお話しさ

れておられました。


(ご参考→ https://goo.gl/JieERN


因果律は改めて説明するまでもありません

が、善い行いは善い結果を招き、悪い行い

は悪い結果を招くということです。


そこで、岩崎さんは、どんな人も悪い結果

は避けたいはずだから、因果律を信じるの

であれば、悪い行いはしなくなるはずだと

お話されておられます。


私も、因果律は信じているので、岩崎さん

の考えはその通りだと思います。


ただし、この因果律を信じて実践するとき

に難しいことは、善い行いとは何か、悪い

行いとは何かという基準です。


これについて岩崎さんは、松下幸之助さん

の言葉を引用して、その行いが社会に貢献

しているかどうかで判断しましょうと述べ

ておられます。


すなわち、社会に貢献する活動は善い行い

ということです。


これは端的に述べれば、事業活動で利益を

獲得し、その利益で従業員に給料を支払っ

たり、税金を支払ったりすることは社会に

貢献していることであり、善い行いである

ということです。


従って、会社を経営するということは、善

い行いをしていることであり、そのことは

善い結果に結びつくということです。


ただ、割合としては少ないと思いますが、

自社の業績があまりよくない会社の経営者

の方が、行いが善くないから業績がよくな

らないと考えていることがあります。


これは、少し非論理的ですが、善い行いの

結果は直ちに現れないこともあり、自らの

活動と因果律を信じて経営に臨むことが大

切だと私は思っています。


今回の記事の結論は、会社経営者の方は、

自信をもって自社事業の業績向上のための

活動に臨むことが、善い結果を導くという

ことです。

 

 

 

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