鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

忙しそうな人

常に忙しそうな人を、結構みかけることが

あると思います。


その人が忙しいことは事実なのだと思いま

すが、だからといって「自分はいま忙しい

んだ!」っていうオーラをまき散らすこと

はあまり得策ではないと、私は考えていま

す。


私の経験では、多くの人と面識を作るため

に参加している交流会で、たびたび携帯電

話に出ていたり、スマートフォンでメール

を書いていたりする人に疑問を感じます。


ビジネスチャンスを作るために交流会に来

ているのに、仕事が忙しいのであれば、何

のために交流会に来ているのだろうと思っ

てしまいます。


また、交流会などで知り合った方に、その

方のお仕事に繋がりそうな方のご紹介をし

ようと思い、電話をかけたり電子メールを

送ったりしても、なかなかお返事をもらえ

ないときも疑問を感じます。


恐らく忙しいために、なかなかお返事をい

ただくことができないということは想像で

きるのですが、そのような方に対しては、

それ以降は連絡を控えようと感じてしまい

ます。


ここまでは私の経験なのですが、職場でも

「自分はいま忙しいんだ!」っていう雰囲

気をまき散らしている人は結構いるのでは

ないでしょうか?


とはいっても、忙しい人は本当に忙しいの

だから、どうしろというんだという疑問を

持つ人も多いと思います。


これに対する私の回答は、優先順位を考え

るということだと思います。


単に、こう書くと、「自分の仕事を他の人

のために後回しにするのか?」と考えてし

まう人もいると思います。


でも、事業は組織的に行っているので、他

の人とのかかわりは重要です。


そこで、自分が忙しいのだから、他の人と

のコミュニケーションを避けようとするの

か、自分は忙しくても、組織があってこそ

自分も仕事ができると考え、他の人とのコ

ミュニケーションを欠かさないよう配慮す

るのか、どちらをとるかということです。


それは、私は、前述の通り、コミュニケー

ションを優先すべきと思います。


そして、幹部職員、経営者ほど、そのよう

な配慮が求められるということが、今回の

記事の結論です。

 

 

 

 

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